浣腸とは

浣腸とは、おしりの肛門部に、液体をいれて、腸の壁の面を滑りやすくし、又腸の動きを活発にして、便を出すことです。
このように、直腸に物理的な刺激を与えて、腸を動かし排便を促します。
即効性があり、頑固な便秘にも有効です。
慢性の便秘でお困りの方だけではなく、旅行先や、環境等の変化によるストレス性の急性な便秘の時に、ご使用下さい。
即効性のため、時間や場所を選ばず使用いただけます。

浣腸の効果

浣腸は、直接直腸を刺激して速やかに排便を促します。内服する便秘薬は効果が現れるまで数時間かかりますが、浣腸は3分から10分で効果が現れます。(効果が現れる時間は、個人個人で異なり、10分以上経過して効果が現れる人もいます)

便秘解消のために
便秘に悩んでいる方は多く、一般的に、女性の人に多いと言われています。妊娠を期に、病気して、環境の変化などで、その原因は様々です。
又、便秘になると、様々なトラブルが起こることがあります。
肌荒れ、ぽっこりお腹、不眠で困っている方、もしかしたら便秘が原因かもしれません。
便秘は、様々なトラブルを引き起こすことがあります。
さわやかな朝を迎えられるように、便秘改善・解消できるように、皆様と考えて行きたいと思います。

浣腸の特徴

1即効性
浣腸は飲む便秘薬と異なり、薬液を入れてから3分から10分後に効果が現れ、便意を促進します。これは他の便秘薬にはない、浣腸ならではの特徴です。
※効果が現れるまでの時間は、個人個人で異なり、10分経過して効果が現れる人もいます。

2排便タイミングのコントロール
浣腸は、排便のタイミングを自由に選ぶ事ができます。便秘がつらく、旅行にいった時、大事な会議のある時、子供の音楽会等、どうしても当日排便したい時にも、浣腸は出したい時に出す便秘の薬です。

3赤ちゃんからお年寄りまで使える
浣腸は、赤ちゃんからお年寄りまで、年齢を問わず使用していただけます。飲む便秘薬が使用できない小さなお子さんから介護まで、浣腸は幅広くお役に立ちます。

浣腸の使い方・使用方法

浣腸をする場所
トイレ(洋式)で行うのが一般的ですが、使用しやすい場所であればどこで行っても構いません。浣腸による排便は急に便意を催すので、トイレ以外で行う場合は、トイレの近くで行う方が良いでしょう。

浣腸を快適に使っていただくために
浣腸はひとはだにあたためて使うと快適に使用できます。特に冬はおすすめです。

あたためる方法
1 約40度のお湯の中に入れて浣腸をあたためます。
2 容器を取り出して、指で確認してあたたまったら使用します。
3 あたためすぎには注意してください。

浣腸の保管方法
1 直射日光の当たらない涼しい所に保管してください。
2 幼児の手の届かないところに保管してください。
3 他の容器に入れ替えないで下さい。(誤って用いたりする原因になったり、品質が変わる場合があります。

浣腸を使う場合の注意 【してはいけないこと】

連用しないこと
浣腸を常用して使用すると、効果が減弱(いわゆる“なれ”が生じ)薬剤にたよりがちなりますので、気をつけてください。

相談すること
次の人は使用前に医師又は薬剤師に相談してください。
1 医師の治療を受けている方
2 妊娠又は妊娠していると思われる人
(流早産の危険性があるので使用しない事が望ましい)
3 高齢者及び身体が極度に弱っている人
4 激しい腹痛、悪心、嘔吐、痔出血のある人
5 心臓病の診断を受けた人、腸の手術を受けた人、又は摘便直後の人

次の場合は、直ちに使用を中止し、この箱を持って医師または薬剤師に相談してください。
1 発疹等があらわれた場合
2 2−3回使用しても排便がない場合

その他の注意
たちくらみ、肛門部の熱感、腹痛、不快感、残便感等があらわれることがあります。

浣腸の保存方法
1 直射日光の当たらない涼しいところに保管して下さい。
2 小児の手の届かないところに保管してください。
3 他の容器に入れ替えないでください(誤用の原因になったり、品質が変わることがあります)
4 使用期限を過ぎた製品は使用しないで下さい。

便秘について

便秘とは、排泄の回数が少ないこと、又、排泄物がお腹の中に滞っていることです。
しかし、毎日、便通があったとしても、苦痛、残便感があると便秘といえます。

機能性便秘(きのうせいべんぴ)
消化器官(胃 小腸 大腸など)の機能低下が原因で便秘になるもの。一般的に便秘と呼ばれるのは、機能性便秘のことです。 機能性便秘はさらに、一過性便秘と習慣性便秘に分けられます。

弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)
大腸の蠕動運動が弱くなったり、筋力の低下で、便を押し出すことができなくなるために起こる便秘

便秘の原因
1 水分不足 水を飲む量が少ない、発汗が多いなど体内の水分が少ないことにより、便が硬くなります。
便秘解消法 水分を多く摂る 冷たい水を飲む
2 がまん癖 がまんをすると、水分が失われたり、便意がなくなったりし、便秘になることがあります。
3 植物繊維不足 植物繊維は消化されにくく、便中に水分を蓄えるのに役立ち、便の量を増加させ排便しやすくします。 植物繊維が少ないと、便の量が増加しにくく腸の働きが低下します。
便秘解消法 植物繊維 ビフィズス菌を多く摂る
4 精神的ストレス 交換神経、副交換神経のバランスが崩れて、腸の活動が低下します。
便秘解消法 ストレスをためない
5 運動不足 運動は、腸の動きを活発にし、筋力の低下を防ぎます。特に、腹筋が弱いと便秘になりやすいです。男性より女性、若い人より高齢者の方が、一般的に腹筋が弱いので便秘になりやすいとも言われています。
6 病気による便秘 病気が原因で、便秘になる場合があります。また、薬の副作用によって、便秘になる場合があります。
この場合は、医師と相談してください。

便秘をおこす病気とは
甲状腺機能低下症、糖尿病、うつ病、肺腫瘍などがあります。
また、薬の副作用によって、便秘となる場合もあります。
抗コリン剤(ベラドンナ総アルカロイド、ロートエキス、ヨウ化イソプロパミド、ブチルスコポラミン、臭化水素酸スコポラミン、塩酸ジサイクロミン 等)、ヒスタミン(マレイン酸クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン、マレイン酸カルビノキサミン、フマル酸クレマスチン、ジメンヒドリナート 等)、咳止め(リン酸コデイン、リン酸ジヒドロコデイン 等)、血圧の薬の一部、抗うつ剤など多数あります。